(2010/09/12)

         
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先日は浅草のサンバを撮ってきましたが、今週はぐぐぐっとローカルな相模原の南橋本という駅のそばで行われた「みなはし味彩まつり」(サンバもあります。オフィシャルサイトはこちらです)です。

作者みなとの利用する橋本からもJR相模線で一駅ですが、いままではこの祭を知りませんでした。たまたま祭の役員の方が私のサイトを見ておられて声を掛けてくださいました。それで、初めて祭関係者の半纏をお借りして規制線内での撮影となりました。(ピンク色のかなり派手な物。チョット気後れしましたが。ちなみに半纏と法被の違いって何だろうと調べてみました。答えは下記サイに)

いつもは一般人として写真を撮っており、無神経な報道関係者とかスタッフに「幾ら何でももう少し考えてくれないかなあ」と、苦々しく思うこともあり、今回は苦々しく思われる立場なので、なんとなく落ち着きません。

でも、目玉のサンバパレードもコース(僅か100メートルくらい)を行ったり来たりしてくれるので、観客も浅草みたいに殺気だっておらず、幸い罵声を浴びることもなく撮影を終わりましたが、こんなに間近でサンバを撮ったのは初めて。得難い体験をさせていただきました。

こちらのサイト(京屋染物店さん)に半纏と法被の違いの解説が
ここで、まずは法被と半纏の違いを簡単に説明しておきます。
現在では法被も半纏も区別なく、名称として使われていますが、皆さんが通常目にされたり、着用されたりしているのは「半纏」です。半纏も法被も羽織とは違い、襟を折り返さずに着用しますが、法被は胸紐を付ける乳、もしくは胸紐があり、半纏にはそれがありません。また、法被の場合、広袖のものもありますが半纏には広袖はありません。
 半纏と法被は仕様の違いの他に、着用する場面も違います。特に職人の世界ではハッキリと分けられています。今で言えば、半纏が作業着やスーツ、法被は燕尾服やモーニングなどの礼服といったところでしょうか。ですので、法被に使う生地は半纏とは違い、上等なものを使用するのが通例で、年に1〜2回着るか着ないかという特別なものでした。職人にとって、法被は半纏よりも格上の上等品ということなのです。