(2011/05/05)

         
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座間の大凧(オフィシャルサイトはこちらです)は200年の歴史があります。尤も、現在の大きさ(13メートル四方、100畳敷き)になったのは明治時代のようです。
東日本大震災により、この大凧も開催すべきかどうか議論があったのでしょうが、オフィシャルサイトには以下のように、開催の理由が述べられています。

・・・・・・・・この大災害に対し、200年以上続く「座間の大凧まつり」という催しを通じて
私たち、そして大凧を愛する皆さんで何ができるかを考え、復興支援チャリティー
イベントとして開催することを決意しました。・・・・・・・・


一方、例年同じ相模川河川敷の隣接した会場で同時期に行われる「相模の大凧」(オフィシャルサイトはこちらです)は中止になり、中止の理由が以下のように記されています。

東日本大震災の被害とその影響を考えて、本年(2011年)5月4-5日の相模の大凧まつりは、中止します。

そして開催された座間の大凧、4日は予定通りの南風でうまく揚がったそうですが、私の行った5日は最後まで弱い北風で、小さい凧も揚がったと思ったら20秒も保たずにすーっと落ちてしまい。まともに高く上がった凧は皆無でした。

まして大凧が揚がるはずもありませんが、集まった観客のために(?)最後に1回だけチャレンジ。しかし、地上からまったく浮揚しないまま、地面を引きずり土埃をあげただけに終わりました。でも最後に行われた大凧の「お焚き上げ」(大凧を畳んで燃やす儀式。例年は関係者だけで行うそうですが、今年は観客も参加)は迫力満点、どんより曇ったこの日の薄ら寒さが吹き飛びました。
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