(2016/01/11)

         
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暖冬の今年は、1月の夜の大磯海岸で行われるこの祭も例年ほど寒くなくて助かりました。祭の由来などは、以下に大磯町の観光情報サイトから引用させて頂きましたが、撮影はかなり苦労します。

広い海岸で人出もさほど多くないので、場所取りの問題はありませんが、撮影はなかなか大変です。足元は砂で安定性を欠き、暗いので撮影機材を落とさないように余分な神経を使います。更に複数のサイトに同時に火が入るので、わーっと一気に燃え上がりますからそのピークを捉えるのは難しく、今年も満足の行く写真は撮れませんでした。

なお、点火は以前は午後7時でしたが、このところ少し早まって6時半です。こちらは地元では無いので5時半とか6時くらいに点火してもらえるとありがたいですが、そうも行かないでしょうね。以下、大磯町の観光情報サイトからの引用です。

左義長とは】
大磯の左義長はセエノカミサン(道祖神)の火祭りで、セエトバレエ、ドンドヤキなどとも呼ばれています。
由来は、昔この辺りで目一つ小僧と呼ばれる厄神が、村人のおこないを帳面に書いてまわっていたところ、夜が明けてしまい
慌てて帳面をセエノカミサンに預け、そのまま帰ってしまい、帳面を預かったセエノカミサンは困り果て、自分の家とともに帳面を
燃やしてしまいました。これがセエトバレエ(左義長)の始まりと言われています。

【左義長の名の由来】
左義長の名は、中国の仏教と道教の故事に基づいたものですが、大磯では明治時代後期に大磯に居を構えた初代内閣総理
大臣伊藤博文の側近によって使われ始めたという伝承があります。 昭和53年に「大磯の左義長」として、神奈川県無形民俗
文化財に指定されたために、左義長の名称が一般に普及したと思われます。
平成9年には、国の重要無形民俗文化財に指定されました。