(2010/05/22)

         
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2500mに延伸された成田空港B滑走路の供用が始まってから半年あまり、写真撮影にはどんな状況か、でかけてみました。結果、大きく環境が変わっていました。午前8時から午後2時くらいを見た限りですが、A滑走路はほぼ離陸専用、B滑走路は着陸専用という使い分けがはっきりしていました。

ジャンボ機もB滑走路への着陸が可能になったためですが、これによって8時~9時の殆ど離陸便のない時間帯は、A滑走路は閑散としています。写真の撮りやすさという点ではプラス、マイナス両方あります。先ずプラス面では「どちらで降りるか、飛ぶかわからない」問題はほぼ解消され、どちらかで待ちかまえていれば撮れます。(A380の様な超大型機やヴァージンアトランティック、貨物機の一部(?)など従来同様A滑走路離着陸のものもあります)

マイナス面では、着陸の瞬間をとらえることがほとんどできなくなりました。また夏場の南風では、B滑走路は着陸後誘導路を行く姿しか撮れません。また冬場の午後はA滑走路は逆光がきつく、離陸シーンの撮影に苦労しそうです。

久しぶりに行ったので、目新しいところは以下のようなものでした。
・初めて見たフェデッックスの777
・ガルーダの新塗装
・カーブした下り坂の誘導路を降りるジャンボ
・ウィングレットのある767
・初めて見た深圳航空
・初めて見たエディハド航空(意地悪い他機の排気の陽炎でまともに撮れませんでした)
・7月開業の成田スカイアクセスに向けて試運転中の新型スカイライナー(帰りの空港第2ビル駅でたまたま出くわしました)

また、目新しくはありませんが、会社再建で遠からず姿を消すと言われているJALのジャンボも撮っておきました。写真を撮るには圧倒的な存在感のあるジャンボが、各航空会社とも減りつつあるのは寂しい限りです。