(2003/08/01)
     
一向に梅雨明けしない2003年。8月1日(金)神奈川新聞花火大会が行われました。打ち上げ場所は横浜みなとみらい21(MM21)地区の臨港パーク前面海上の台船から。

混雑の激しい桜木町近辺を避けて、大さん橋客船ターミナルを目指しましたが、これが大成功で、打ち上げの台船まで見通せる屋上デッキは最高の観客席。ここでは無料の整理券が配られていましたが、混雑はしておらずゆったりと見ることができました。ここは絶対お薦めです。

ところが、ところが、天気ばかりはどうしようもありません。雲が低くたれ込めてモヤーッと視界が良くないところに加えて、風が無いため花火の煙が滞留しひどいときには空がボーッと明るくなって「ああ今開いたんだ」というありさま。煙が流れ去るのを待ってしばらくお休みという場面もしばしばで、盛り上がりに欠けることこの上なしでした。

さすがに翌日、主催者の神奈川新聞のホームページでも「横浜上空がもやっていたため見づらい場面もあったが」となっていましたが、「見づらい場面もあった」どころじゃなく「たまには見えた」というところ。「今晩花火師はヤケ酒だよなあ」という同情の声しきりでした。お疲れ様。