(2013/03/15)

         
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このところ急に暖かくなりましたが、吉野梅郷(JR青梅線日向和田駅下車。オフィシャルサイトはこちら)の開花は例年より少し遅れている感じです。中心になる「梅の公園」もかなり広いので、満開を迎えた場所と、五分咲きの場所がありますが、全体に見頃と言えるでしょう。

気になるのは、2009年,2010年に続いて今年で3回目ですが、行くたびに伐採された切り株が目立つことです。(無論広大な丘陵に拡がる風景は相変わらず見事ですが)

これは、2009年に「ウメ輪紋ウイルス」というものが日本で初めて吉野梅郷で発見され、感染した梅の木の伐採が進んでいるためとか。箱根の紫陽花なども、ウィルスのために場所によっては壊滅的な被害を被っていますし、植物の世界のウィルスというのが新しく出てきたのか、元からあったものが解明されたのかわかりませんが、紫陽花と違って梅は生長して花が咲くまでの年数がかかりそうですし、先行きが心配です。